18きっぷ、フルムーンパス、週末パス…
お得きっぷでどこか遠くへ


2015年6月


今は静かな「鉄道のまち」から
ローカル線を乗り継ぎ山形へ

 


新潟・南東北の旅 (新津→新発田→長井) 
通常料金より3770円お得  




土曜・休日に限る、エリアは関東甲信越と南東北限定など多少の制約はあるが、JR線に加えて一部私鉄の普通列車にも乗り放題の週末パスは、実に使い勝手のいいフリーきっぷだ。特急券を買えば、新幹線や特急列車にも乗れる。値段は8730円。東京と仙台を往復するだけでもお得になる。こどもは2560円。おとなの30%という格安設定だ。   



フリーエリアは広い。じっくり眺め、1泊2日で無理なく回れるようにルートを描く。東京から上越新幹線で長岡へ。信越線に乗り継ぎ新潟県内を北上し、新津から羽越線で坂町へ。坂町から米坂線に乗り換えて山形県南部の山形鉄道フラワー長井線へと、ローカル線三昧。福島経由で東京へ戻ることにした。万が一、途中で行程が狂っても、行ける所へ行けばいい。それがフリーきっぷを持つ身の強みだ。 長岡で上越新幹線から信越線に乗り換えると、急にローカル色が濃くなった。ここは米どころ新潟。延々と続く水田では、まだ若い苗が風にそよいでいる。唸なりをあげるディーゼル車に揺られること20分、新津駅に着いた。  


新津で途中下車した目的は、駅からバスで5分、1年前にリニューアルオープンした新潟市新津鉄道資料館だ。今でこそ発着する列 車の数は減ったが、信越線、羽越 線、磐越西線が交わる新津は、古くから「鉄道のまち」として発展してきた。最盛期には蒸気機関 車60両、客車400両を有する一大鉄道基地を構えていたという。今も総合車両製作所新津事業所がある。「先日東京へ行った際、山手線の新型車両に『新津製』の製造所表記を見つけてうれしくなりました」と話すのは、同館学芸員の齋藤加奈さん。鉄道は郷土の誇りと胸を張る。



◎間近に見ると大きさと迫力を実感できる新潟市新津鉄道資料館の屋外展示 


<2015年7月号>

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【旅行読売 編集部】




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