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石垣島デトックス


2013年10月


潜らなくてもいい
ただ海に身をゆだねればいい。

 


JOGINのラジオ、FM FUJI《What's JOGIN》の方をお聴きの皆さんはご存じかも知れないが、僕は石垣島に頻繁に足を運び、イエサブをプロデュースしている訳だけど本業は音楽のプロデューサーをしている。
今まで2本石垣の海にまつわる話を書いた訳だけど、石垣島の魅力を皆さんにお話するにあたりそもそもなんで僕がこんなにも石垣島に魅せられてしまった一番の訳をお話しするのもアリだな、と思い今回はそこんトコを書こうと思う。




 初めて石垣を訪れたのは3年前くらいだから、そんなむかしの事ではない。
仕事で沖縄ライブがあり、そのついでに当時一緒に仕事をしていたバンドのメンバーと石垣まで足を伸ばしてダイビングをしに行っただけの話だった。

勿論海は美しかったし、自分のダイビングスタイルと石垣の海との相性が良かったのもあるけど、世界中を対象に考えれば他の海も楽しい。
こんな仕事をしていると撮影やレコーディングで割と世界の色々な所で潜るチャンスもあり、何処も甲乙つけがたい素敵な海が多いのも知っている。




海で潜るときに、そこに住む生物だったり、地形だったり、訪れた時の天候や海況等の条件がとても大事なんだけど、旅行となるとそれに加えそこに着くまでの距離だったりその予算だったり、宿だったり、食べ物だったり、そこで出会う人とか、他の地とは違う「何か」も大事になる。
その辺を全てひっくるめて考えると、今僕の中では石垣島がベストな海遊びの環境だなと思う。
そう思うから、一人でも多くの人にこの地を訪れて貰いたいし、その為に島の良さを伝えたいと思ってる。
だけど食べ物には好みはあるし、宿も誰と行くか、どんな目的で行くかでずいぶんと変わるから、ここでは話さない。
そもそもそこには今回の何故僕が石垣にハマったという一番の理由に宿も食べ物も直接関係していない。


 


 ちょっと奇妙に聞こえるかもしれないが、あの島において何が最高かと言えば、石垣の海につかると自分の中の毒が抜ける事だと僕は思う。
別に持病の何かが治ったとか、四十肩が楽になったとか言う話では無いし、そこに科学的な根拠も無いんだけど、もし石垣の海で遊んだ事がある方は「あぁそう言えば」と納得されると思う。
先に言ったように僕は音楽業界で生きていて、恐らく短気だろうし、気性も荒めだと思うし、人見知りだったりそれが許される業界だったりする訳だが、石垣の海で泳いでいると魂が浄化されるというか、肩の力が抜けて来る。
気がつけば、ちっちゃい事をガチャガチャ言ってみたり、すぐイラッとしたりする事が一切なくなってる自分を見つける。



何故石垣で魂のデトックスが出来るかと言えば、それが「海の神秘的な何か」といえれば良いオチになるけど、それもあるが、それだけでは無い。では何か?


 それは多分島の人々の性格だと思う。彼らは兎に角優しい。あたたかい。
それに関しては深く次回以降にでも書くが、人々は意識して島に来るゲストをもてなそうとしている訳では無く、ゲストに限らず周りの誰に対してもそうだと思う。
だからそのムードはとてもナチュラルで違和感が無くこちらにスッと入ってくる。
そういった上質な人間に触れているとこちらもいつの間にかとっても素直で優しいになっていて、結果デトックスが開始される訳である。 


 その気持ちで海に入れば、目に映る全て物もが自分に語り始める。
残された雄大な自然に感動し、壊された自然に嘆き、そんな中でもたくましく生きる水中生物に様々な事を教えられる。

潜らなくてもいい、

ただ海に身をゆだねればいい。

そうしているウチにデトックスは完了する。




毒、鎧、人によって表現は様々だが、中身は同じ事だ。
日々僕らは鎧をまとい外にでて働き、人によっては家に帰れば帰ったで、違う種類の鎧を着たりする。
そうしないと自分が持たないからだろうが、全くみんなご苦労様だと思う。
だがその鎧を脱いで日々生きましょうと言ってるのでは無い。
ここで毒を抜いて、又自分の生活圏に戻ったときに鎧を着ればいいと僕は思ってる。


毎回島を離れるとき少しだけ心が軽くなってる自分に気付く。
それが恐らく石垣、それも北部でしかできない「特別な何か」。


是非ともお試し頂きたい。


 


【JOGIN  with
イエローサブマリン ダイブスタジオ】


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